FX相場なぜ上下して動く?

FXの基礎

この記事では、相場が上昇・下落する根本的な理由について解説しています。
FXの値動きには必ず「原因」があります。
この仕組みを理解しておくことで、感覚的なトレードではなく、根拠を持ったトレンドフォローができるようになります。

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価格が変動する理由を理解しよう

FX相場の価格は「需要と供給のバランス」で動いています。


つまり、

買う人が多ければ価格は上がり

売る人が多ければ価格は下がる。

「高くても買いたい!」「安くても売りたい!」

と考える人が増えることで、

そのバランスが崩れ、トレンドが発生します。

ですが、そもそも為替の価値は国と国との力関係によって成り立っているため、
どこまでも続く一方的なトレンドになることはありません。

月足レベルの大きな流れで見ると、ほとんどがレンジ相場。

↓↓↓こちらドル円月足チャート

「長期トレンドに合わせてスイングトレードすれば勝ちやすい」と言われますが、

例えば今買いポジションを持っていて1年後に大きくプラスでも、5年・10年後にはマイナスになる可能性もあります。

だからこそ大事なのは、今の価格水準を正しく認識すること。

具体的な考え方でいうと

• 上昇トレンドなら「買いに偏っている」状態なので、
 → その中で安いところで買う。
• 下降トレンドなら「売りに偏っている」状態なので、
 → その中で高いところで売る。

このように、
「今の相場の流れ」「どこでエントリーするか」を常に意識することで、短期的にも長期的にも安定したトレードができるようになります。

価格が動く場所とは?タイミングは?

相場をさっきの月足レベルの大きな視点で見ると、ほとんどがレンジ相場に見えました。

しかし、日々の値動きを細かく見ていくと、その中でもしっかりとトレンドが発生しているのが分かります。

これは「フラクタル構造」と呼ばれるもので、

  • 日足がレンジでも1時間足ではトレンドが発生していたり
  • 1時間足がレンジでも5分足では勢いのあるトレンドが出ていたり
  • 逆に、4時間足がトレンドでも15分足では小さなレンジを作っていたり

というように、時間軸によって見える景色が違うという特徴があります。

「上位足がレンジだからトレードできない…」ではなく、

自分が狙いたい波の大きさを決めて、そのサイズのトレンドが発生したら仕掛けていく。

これが“フラクタル構造”を理解したトレード”の考え方です。

そして、価格が動く本質は「需要と供給のバランス」

上昇トレンドなら“買いたい人”が多い状態

→その中で“売っている人”を見つけ、
彼らがポジションを手放す場所(=損切り・利確ポイント)を意識することで、
次の動きの予測がしやすくなります。

多くのトレーダーが負けるのは、この「需要と供給」を無視して、自分の都合でエントリーしてしまうからです。

一方で、このバランスを常に意識していれば、

上昇トレンド中のダブルボトムや、下降トレンド中の戻り売りのように、“買い圧力”“売り圧力”偏るタイミングを自然と察知できるようになります。

相場が動く裏側には、実は「小さな波に振り回されている人たちのエネルギー」が隠れています。

短期の値動きに惑わされ、感情的に売買してしまう人たちがポジションを持ち、その損切りや利確のエネルギーが価格を押し上げたり、押し下げたりすることでトレンドが生まれていくんです。

つまり、トレンドの原動力は「負けているトレーダーの行動」によって作られているとも言えます。

何度も言いますが、意識すべきは“今”の相場における 売りと買いのバランス。

そしてもう一歩踏み込んで考えるなら、

損失を抱えている人はどこでエントリーして、どこに損切りを置いているのか?

をイメージしてみてください。

その考え方を持つだけで、

「ここで一気に動き出しそうだな」
「このラインを抜けたら損切りが連鎖しそうだ」

といった“エネルギーが集中するポイント”が見えるようになります。

チャートの裏側にある“人の心理”を読む意識を持つことで、相場の見え方がガラッと変わりますよ。

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